次の日病院に行くかどうか自分で決めてと言われて、自分でもよくわからない涙がポロポロとこぼれてきた。
お母さんにまだ泣かないでょと怒られたけど、自分でもわかってるつもりだけど、涙がこぼれてきた。


結局おじいちゃんに会いにいくことになった。
病院にいくと、おじいちゃんは寝ていた。
頭から管がでてきて、痛そうだった。
でもおじいちゃんはすやすやと寝ていた。
時折手足が動くのがわかった。
けど、おじいちゃんは起きなかった。


病院をでて少しだけなぜか安心した。
多分自分の中で勝手に良い方に解釈したんだと思う。
じいちゃんは寝てるだけだったって。
もしかしたら奇跡が起きて意識が戻るかもしれないって。
だってあまりにも急で、
あまりにも普通に寝てるようにしか見えなかったから。

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